でも、解除されてからは、スタジオでの対面レッスンや体験レッスンもちゃんと再開してるよ!!
あれはボイトレ中級者のトンヌラ的にはどうなの??
とくに月謝を払ってしっかりボイトレを続ける人にはね。今日はその理由を書いていくよ!
ボイトレのオンラインレッスン事情【2020年】
2020年は生活の習慣がこれまでとは一変した年になりました。
特にコロナが世界中で大問題になった4月から6月は日本でも政府により緊急事態宣言が出されたこともあり、多くの会社では在宅勤務やテレワークが流行。ボイトレ教室も緊急事態宣言中は多くが一時休会扱いになり、大手ボイトレ教室などはZOOMなどを利用したオンラインレッスンで代用する形になりました。
緊急事態宣言が明けても、外に出ずに生活をするスタイルが定着し、ボイトレも「オンラインレッスン」を新たにコースに導入するところが一気に増えました。
とくに地域密着型のボイトレ教室は通常のコース料金とは別に、お得な「オンラインボイトレコース」なるものが急増しています。
ボイトレオンラインレッスンってどうやるの??
多くのボイトレ教室は、テレワーク会議のように「ZOOM」などの遠隔ビデオチャットサービスを使って、講師はスタジオ(家)で生徒は家でレッスンを行っています。
ZOOMやSkypeなどはPCやスマホ・タブレットとネット回線があれば誰でも利用できるので、比較的手軽にオンラインレッスンを受けることが可能です。
ボイトレオンラインレッスンのメリット・デメリット
僕もオンラインレッスンやってみようかな??
でも、オンラインレッスンの弱点もあるから、メリット・デメリットどちらもしっかり確認しようね!
オンラインレッスンのメリット
通う手間が省ける
やはり一番のメリットはこれですね。というか、このメリットのためにわざわざオンラインレッスンをしてるわけですからね。
対面での感染リスクや校舎やスタジオに通うまでの時間も省くことができるのはかなりのメリットに感じるはずです。
料金が通常のボイトレより安い
オンラインレッスンはスクール側がレッスン場所を設ける必要がないため、通常のボイトレコースよりも安い料金でボイトレをすることができます。
ただ、オンラインレッスンをコースとして設けているスクールの多くが30分や45分のレッスン時間になっており、60分計算で料金を換算すると決して格安ではない料金になることもあるので注意しましょう。
遠くの講師/いろいろな講師のレッスンを受けられる
オンラインレッスンは遠くのスクールのレッスンを受けられる強みがあります。
なので、例えば、地方にお住まいの方で東京のボイトレスクールのレッスンを受けたい方などにはかなりのメリットになります。
地方だとそもそも家の近くにボイトレスクールがない。。。ということもしばしばあるので、そういう方にもオンラインレッスンはオススメになります。
また、大手スクールなどには多くの講師がいるので、いろいろな講師からお試しレッスンを手軽に受けられるメリットもあります。
対面よりも緊張しない
オンラインレッスンはスクールに通う必要もなく、講師と対面でレッスンをしなくて済むため、比較的気軽にレッスンを受けることができます。
特にボイトレ初心者の方やいきなり対面でのレッスンが怖い人などにはオンラインはオススメです。
オンラインレッスンのデメリット
家の環境
オンラインボイトレレッスンの一番の弱点はここです。
そもそも自宅の環境で大きな声を出せないから自主練ができず、ボイトレスクールに行くのにこれでは本末転倒です。
家で声出ししても大丈夫な環境ならオンラインレッスンは相性いいですが、自宅で大きな声が出せない人はオンラインレッスンのためにわざわざ、カラオケ室や公共のスタジオを自費で借りることになるかもしれません。
音質や画質の問題
「スマホがあれば遠隔レッスンが受けられる!」
というのがオンラインレッスンのメリットですが、みなさまは実際に会社のテレワークなどでZOOMを利用したことがあるでしょうか?
僕はカメラを使ってオンライン会議をしたことがあるんですが、正直、快適とは言えませんでした。
音質は決して良いとはいえず、多少のラグもあり、画質もあんまりでした。
結局、ボイトレスクール側が独自の遠隔ソフトなどを用意してくれるわけではなく、既存のアプリやソフトを使ってるだけなので、音質や画質の問題でレッスンに支障が出てもボイトレスクール側になんとかできることではないので、そこらへんも問題があります。
実は大手や有名ボイトレスクールの多くは完全オンラインレッスンをやっていない
2020年も下半期になって、だんだんとオンラインレッスンを取り入れているボイトレスクールも多くなってきました。
しかし、当サイトでもオススメしている大手ボイトレスクールは部分的にはオンラインレッスンを取り入れてるものの、別途でオンラインレッスンをコースとして新設していません。
つまり、オンライン専用ではなく、外出がしにくい時期(コロナ問題)はオンラインでレッスンをして、普段は校舎でレッスンを行うスタイルが一般的になっています。
常に自宅でのオンラインレッスンという形態を避けているのです。
例えば、当サイトでも優良ボイトレスクールとしてオススメしている「Myu」では、新規でオンラインコースを設立せずに選択制で、オンラインレッスンができるようになっています。
他にも、インストラクターと生徒様とが別々のスタジオに入り、スタジオ同士をオンラインで繋げることにより、自宅で声が出せない人でも遠隔レッスンができるように工夫がされています。
この「2ブースを使用することによるレッスンの実施」はシアーミュージックも実践しています。
アバロンミュージックもオンラインレッスンを導入しましたが、その都度、対面との選択制です。
そして、大手ボイトレスクールのオンラインレッスンはネット環境によっては、音声が聞こえづらくなる等、通信環境の不具合やレッスン内容に満足できない場合は、保証サービスが適用されることが明記されています。
スタジオ型のボイトレスクールがオンラインレッスンをどんどん取り入れてる
冒頭でも書いた通り、オンラインレッスンを専用コースとして取り入れているボイトレスクールは地域密着型のボイトレスクールがほとんどです。
そして、オンラインレッスンコースを新設しているボイトレスクールの多くは校舎を持たないスタジオ型です。
地域密着型のボイトレスクールの多くは元々、自社の校舎を持たずに公共のスタジオを利用してレッスンを行っており、ほとんどがレッスン場所であるスタジオ料金込でレッスン料金を掲示しています。
そういうボイトレスクールにとって、スクール側がスタジオをレンタルする必要がないオンラインレッスンは相性がいいんです。
オンラインレッスンだと、スタジオをレンタルする必要がないのでその分、安くレッスンができるようになってるわけです。
利用する側の環境をしっかり考えたスクールでオンラインレッスンをするのが大事だね
対面レッスンの感染リスクについて
緊急事態宣言が出された当時はボイトレ教室もオンラインレッスンなどへの切替を行っていましたが、6月あたりから現在(2020年12月)に至るまで通常の営業を行っています。
対面レッスンへのリスクもありますが、大手ボイトレ教室は在籍生徒数も多いため、感染対策もしっかりしています。
例えば、ボイトレスクールMyuは、レッスンタイプを
- スタジオレッスン
- スタジオオンラインレッスン(校舎スタジオ利用)
- オンラインレッスン(リモート)
の3から選択制にしており、予約はWeb予約システムで完結させています。
さらに、
- インストラクター・スタッフのフェイスシールド、マスク着用義務、手洗いの徹底
- 1レッスンごとにスタジオ全体の除菌
- スタジオ内の換気(可能な限り、連続して同一スタジオを使用しない)
- 検温などによる体調管理
など、来校して通常のスタジオレッスンを行う際も感染対策を徹底しています。
生徒側にも待機ロビーの混雑を避けるように予約時間の10分以上前の来校を控えてもらってるみたいだよ
あと、その時によってレッスン形態を選択できるのが嬉しいよね!
オンラインレッスンをするなら無料体験レッスンがオススメ!!
自宅である程度声が出せる環境の人はオンラインレッスンを試してみるのもいいかもしれません。
幸い、ボイトレ教室の中にはオンラインでの無料体験レッスンを行ってるところがあります。
いきなり、勝手もわからずにオンラインボイトレコースを受講するよりもいくつかの無料体験レッスンを受けてみて、自分の環境にオンラインレッスンが合ってるのかどうかを判断したほうがいいでしょう。
オンライン無料体験レッスンを行ってるボイトレ教室
オンラインレッスン | 校舎数 | 時間・料金 【月2】(税込) | |
---|---|---|---|
Myu | (選択制) 対面 スタジオオンライン リモートオンライン | 9校舎 | 60分 11,000円〜 |
シアーミュージック | スタジオオンライン | 87校舎 | 45分 11,000円〜 |
EYS | 対面 リモートオンライン | 30校舎 | 55分 15,180円〜 |
アバロン | (選択制) 対面 リモートオンライン | 13校舎 | 60分 11,880円〜 |
USボーカル | 対面 | 90校舎 | 60分 11,000円〜 |
ベリーメリー | 対面 | 5校舎 | 45分 11,660円〜 |
シャイニーミュージック | 専用オンラインコース | 1校舎 | 60分 10,450円〜 |
リズムセブンアカデミー | 専用オンラインコース | 6校舎 | 30分 9,900円 |
VOAT | 対面 | 5校舎 | 30分 8,800円〜 |
LANY | 専用オンラインコース | 1校舎 | 30分 6,000円〜 |
ATOボーカルスクール | 専用オンラインコース | 1校舎 | 公式サイト記載なし |
Lalalabo | 専用オンラインコース | 1校舎 | 15分 1,650円〜 |
Beeミュージックスクール | 専用オンラインコース | 7校舎 | 50分 11,000円〜 |
スタジオを分けてレッスンするのは声が出せない環境の人でも活用できそう!
地域別に料金比較記事もまとめてるので、そっちも参考にしてみてね。
まとめ:オンラインレッスンは自分のボイトレにうまく取り入れよう
この記事を書いているのが年末の12月になります。
緊急事態宣言が明けてから、すでに半年近くが経っていますが、コロナ禍というこの特殊な状況は来年もまだもう少し続くといっていいかもしれません。
そのため、遠隔でのオンラインレッスンはまだ続く可能性が高いです。
しかし、本当にボイストレーニングを続けて、自分のスキルアップに繋げたいのであれば、オンラインレッスンだけをコースとして専攻するのはオススメしません。
やはり、遠隔と対面では違います。
自宅とは違う緊張感をもった空間で、講師とマンツーマンで手取り足取り習うのが歌がうまくなる一番の近道です。
特に僕のように、怠けがちな人にとって環境は非常に大事です。
最初は緊張感を持っててもだんだんと慣れてしまって、ダラダラとレッスンだけ行ってお金を払うのはもったいないと思います。
今回調査をしていて、Myuやシアーのような「2ブースを使用することによるレッスンの実施」は非常にいい試みだと思いました。声が出せないユーザー側の環境をしっかり考えています。
当サイトでもオススメしている「Myu」「シアーミュージック」「EYS」「アバロン」などは全国展開している大手なので、会員数も多く、オンラインレッスンの保証や感染リスクへの対策、休会・繰越レッスンなどの保証もしっかりしています。
こう考えると、自社でレッスンルームをいくつも持っていて、対策や保証も安定している大手のほうが強いです。
当サイトでオススメしているボイトレスクールは全て無料体験レッスンを行っているので、まずは気になるところから体験レッスンを受けてみるといいでしょう。